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2022年11月15日火曜日

Amazon ブラックフライデーでストレージ増強しよう! 2022

今年ももうすぐ終わり、Amazon ブラックフライデーセールの時期となりました。 ということで、去年の記事を使いまわしてオススメのセール対象になりそうなストレージ製品をまとめておきました。

今年はコロナ需要明けでメモリの値段が去年よりぐんと下がっていますので、このお買い得なチャンスにぜひぜひお買い求めください。掲載の商品がセール対象じゃなかったら順次改訂します。

2022年9月30日金曜日

定例(?) 中華SSD 解析報告

 さて、今回解析するのはこちら。Goldenfir 2.5インチ SSD

プラスチック筐体にシール貼っただけの廉価なSSDである。実は昨年の冬に購入していたものである。


容量は120GBである。
さっそくバラしていこう。ググるとGoldenfirのSSDを買ってみた〜という記事や動画がヒットするが、ああいったものは全く参考にならない。なぜなら、中華SSDというのはごく短期間で

中身が

  変更されるからである。

かつてSM2258XTが採用されていたこともあったようだが、このロットでは、素性不明のフラッシュメモリ(いわゆる黑片)と、謎のDRAMレスコントローラーが搭載されている。
フラッシュメモリの刻印はZDWH01A0F1438 とあり刻印やリマークの痕跡はない。
コントローラーチップは型番とロゴから中国Yeestor製 YS9082HC のようだ。
データシートには2k LDPC搭載、3DNANDに対応の4チャネルコントローラとあり、要するにエラー訂正で粗悪なメモリにも耐えうる廉価コントローラといった具合だろう。書き込みは最高450MB/sだが読み込みは550MB/s出ることになっている。(低容量なのでそのスペック値は出なかったが、プチフリや不具合はなかった。)
今回はメモリが違ったが、中国でも自前で実用十分なPCパーツが作れる体制が着々と進んでいる感触である。

YeestorはSiliconGoのブランド?子会社?らしく、例のツールで簡単に結果が出た。
なお、USB接続ではなくSATA接続が必要だった点は注意かもしれない。

解析結果ではHynix 128layer 512Gbとあり、比較的新しい部類のHynixの3DNANDであった。Hynix Gold P31などにも搭載されている128層フラッシュ(の選別落ち)の可能性が高そうである。2017年前後はMicronやIntelが32層3DNANDの歩留まりに伸び悩み、大量の選別落ちメモリが供給され、Spectek祭りの様相を呈していたがさすがに在庫は捌けているようだ。
ところでM2 Macでもひと悶着あったようだが、顕著な集積化に伴い2022年時点で最新のフラッシュメモリのダイシリコン単位での最低容量は512Gb(64GB)を超えてきており、128GBなど低容量のSSD、あるいはそれを搭載した製品では廃盤や速度低下が顕著になりつつある。それらを購入したいと考えている諸君は今のうちに購入しておいたほうがよいだろう。


【PR】SK Hynix P31 NVMe SSDは高性能かつ省電力なSSDなのだが、Amazonセールの常連であるほか、コロナ禍明けの需要過剰でお値段もぐんと下がっているので超おススメである。ぜひチェックしてみてほしい。

2022年5月27日金曜日

シリコンパワー P34A80を買った

シリコンパワー P34A80を買った

風の便りで、どうもシリコンパワー製品に中国は紫光集団系列、Yangtze Memory Technologies Corp.ことYMTC製 NANDが採用されていると聞き、konozamaセールで購入。シリコンパワーのDDR3メモリにCXMT(これも紫光集団系)チップが採用されてる写真はあったので、かなり信頼できると踏んでいます。

どうでもいい話ですが、YMTCって直訳すると長江メモリテクノロジー株式会社なんですね。なんで地名じゃなくて川から取ったんでしょう。中国の歴史はなんとなく感じますが。

よくSNSなんかで感化されたキッズが「シリコンパワーは安心、信頼できる!」という珍妙な言説を言っていますが、不当解雇事件を起こしていたりしてる時点でありえないです。変なYouTuberのステマか何かを信じちゃってるんでしょう。この記事を見てもわかると思います。読むかどうかは怪しいですが。

開封

だいぶ前に256GB版を買ったときは箱に入って届いたのに、今回はペラペラのブリスターパッケージに変化していました。当時はフラッグシップだったので、コモディティ化に合わせたコストダウンでしょうか。コントローラチップは、シールのモッコリの配置からしてシュリンクが施されたPHISON E12Sのようです。しかもこのシール、別にアルミ製で熱伝導性があるわけでもなく、コンポーネントを隠す目的のシールでしょう。


Amazonレビューに、最初は1TBモデルは両面実装だったのが片面実装に切り替わった、とありましたが、とりあえずパッケージから出して裏面を見てみますと

裏面

また違って両面実装でした。少なくともMicron 96層ではなさそうです。残念ながら、CFDお裁縫箱ドラゴンなどの例にもれずメーカーロゴなしのNANDチップですが、PHISONの自封片とフォーマットやフォントが違うのでもっと劣る黒片や白片かもしれないです。(YMTCの自封片だと、Cから始まる型番がつくそうです。)
一応チップのマーキングを書いておきます。

06T0TA9V000
21013737
AB5T109A00
真ん中は恐らく生産週か何かでしょう。

なんにせよ、CorsairやSeagateではコンポーネント変更に合わせて型番変更やアナウンスがありましたが、それらもなしにBiCS3→Micron 96層→YMTC(?)とNANDをこっそり変更しているようなので、ロクでもない企業姿勢です。(特にSSD製品では、コンポーネント変更でパフォーマンスや保証値が大きく変化することがあります。)シリコンパワー製品は品質がどんどん劣化しているので買わないことを推奨します。

では、ドライブをPCに取り付けて解析していきましょう。

解析


解析結果

phison_nvme_flash_id2での解析結果はビンゴ!YMTC 256Gbit TLCでした。ダイが32個接続されることで1TBを実現しています。ファームウェアはECFM32.1とYMTC用で間違いないです。RAMはDDR3 256MBになっています。(少ない?)
調べた感じ、YMTCの256Gbダイは64層のみのようなので、第二世代となる64層ダイを搭載しているので間違いないでしょう。P/Eは3000に設定されており、キオクシアBiCSと肩を並べる強気の設定です。ただ、Endurance欄がちょうべいさんのものでは3000のところが、私のものでは1500に設定されており、選別落ちの可能性を漂わせています…

ベンチマーク



最後にベンチマークです。シーケンシャルはX570マザー側なので参考値ですが、4kQ1T1の数値が52.5MB/sとやや遅めに感じられます。YMTCは後発でまだ64層品なので多少は仕方ないでしょう。
ゲームライブラリをNVMe同士でコピーしてキャッシュ外速度を調べてみましたが、キャッシュが切れるとおおよそ765MB/s(草)で推移します。BiCS3だと並列書き込みで超えられた1GB/sを切っており、やはり高速ではないようです。

感想としては、シリコンパワーの悪質なおみくじ体質が未だに治っていないことがよく分かったこと、YMTCの64層品はそこまで高速でなかったので今後の製品が気になるところです。
ちょうべいさんと同じTLETのSSD買って、Endurance高かったらコレ売り飛ばそうかな…

【忘備録】Webmoneyの使い道に困った件

Webmoneyの上手な使い方


キャンペーンで当てたwebmoneyの使い道に困ったので忘備録
DパラやM*Iのキャンペーンでよく配られているwebmoneyなんですが、困ったことに
・ほとんどの通販では使えない
・他のポイントへの交換サービスもない
・webmoneyカードにチャージすることもできない
・PCゲーム課金は充実

なもんで、微塵も空腹は満たしてくれないことが判明…
だいたい弊ブログの読者層的には、Steam課金が最適だと思います。
ちなみに、webmoneyのコードは絶対に他人に教えないように

で、Steamで使用する場合も注意が必要で、「Steam残高」を購入することをオススメします。
直接購入したところ、残高が微妙に残ったコードまみれになって(断片化?)クソ面倒くさくなってしまいました…

Steamのプロフィール画面から「ウォレットを表示」で買えます

キャンペーン賞品はアマギフとかだとうれしいな…

2022年4月26日火曜日

雑多なアレコレ2022 April

まだ20数年しか生きていないのに時が流れるのは早いもので、気が付けば4月。
私も進学で50Hz地域から60Hz地域に引っ越ししました。というわけで今回はサラっとネタ供養記事でございます。

個人的偏見で選ぶ最強のNVMe SSDアワード 2021

1 WD SN850
2 
Samsung 980Pro
3 
Seagate FireCuda530

なんと3位にSeagateが割り込みました。というのも、PHISON E18コントローラにMicron B47Rダイを組み合わせたのはSeagateが最初だったからです。この製品は読み込み速度が7GB/s出るのはもちろんのこと、各種パフォーマンスがPG4VNZなどから大幅に引き上げられており、中でもSLCキャッシュ外速度でも2GB/s出るという驚異の性能を誇っています。性能では980Proと同等か、少し上回っているといえるでしょう。

しかし、980Proには発熱と価格、信頼性で劣っており、Micron純正でないメモリを搭載したSSDを同じメモリメーカーであるSamsungや本家Crucial以上の値段で買う価値があるのかと聞かれれば、それはNOです。保証TBWに関しても980Proより少し多い程度なので、こちらを選ぶのは品不足の場合、極限まで高速化したい場合、個人の思想でFireCudaを選択したい理由がある場合などに限られると思います。また、他ブランドから同じコンポーネントを採用した製品が発売される可能性が高いため、Seagateのブランド料がかからないCFD販売やCorsair、GIGABYTEなどからジェネリック品がリリースされることを待ったほうがNAND価格の下落も相まってお買い得度が高いでしょう。

4/28 なんて言ってたらPG4NZLが発表されたよ

売上ランキング

昨年、当サイトで紹介した商品の売り上げトップ3を発表…しようと思ったのですが、弱小なので同率一位が4つもありました。こんな過疎サイトに訪問してくださる読者様に感謝です。
・Transcend USBメモリ TS64GJF790KBE ありがトランセンド。

・BUFFALO 外付けSSD SSD-PG120U3-B/NL

・SanDisk USBメモリ SDCZ48-128G-JA57

・Western Digital NVMeSSD WDS100T3B0C-EC


おそらくですが、WiiU版ドラクエ10で容量がいっぱいになってしまった方が多いようです。ver5から喋るようになったので、容量のインフレ具合が半端ないですからね…

お得情報

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