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2017年11月18日土曜日

Moto Z2 Playがやってきた(後編)

さぁさぁ後編ですが、前編では間に合わなかったネタを中心に紹介してまいりましょう。
前編はこちら

拡張機能、Moto Mods

この端末の醍醐味であります拡張機能ですが、予算の都合により無線充電Modを購入しました。

無線充電Modの裏面(握る面)は車の座席のようなさらっとした布地で覆われています。
 パチッとはめこんだら
無線充電!
なにも装着していない状態だと、カメラが飛びだしているうえに本体が薄いので不安定感があったのですが、これを装着することで厚みと重さのバランスが取れてホールド感が圧倒的に向上します。
というか、Modをつける前提で設計されているようです。バランス、デザイン、ホールド感すべてがModを装着するといい感じに収まります。

電池持ち

本体バッテリーそのものは3000mAhと特段大きいわけではありませんが、ミッドレンジのSoCを採用していて、かつ有機ELディスプレイを採用しているために省電力性能は伊達ではありません。
私はゲームやSNSをこのスマホで、重たいゲームやLINEなどをGalaxy S7edgeで使い分けていますが、ずっとゲームを遊んでいたりしない限り丸一日電池は持ちます。さらに言えば、ゲームをせずしばしばTwitterなどのSNSやメールの送受信をする程度であれば余裕で2日持ちます。
万が一充電を忘れたときでも、付属の急速充電器かQuickCharge3対応の充電器に接続することで30分で残量を50%近く充電することが可能です。

…ですが、ぶっちゃけこのスマホは「変態さ」を楽しむ、エンターテインメント向け端末です。コスパの観点からも、同様の端末を普段使いしたいならほぼ同じチップを搭載しているMotoG5PlusやG5sPlus、ZenFone3の方がお手頃なのでオススメです。

ベンチで比較

前編で触れましたが、デレステがサクサク遊べるって言われてもパッとしませんよね。
というわけで画面解像度、RAM/ROMサイズなどの主要スペックがほぼ同一である、画面がデカい方のZenFone3(ZE552KL)とベンチで比較しました。
Moto Z2 PlayはZE552KLに比べ、SoCの動作クロックが通常より3倍10%速いものを採用しているので、わずかながら高性能なはずです。

念のため主要スペックを再掲
スペック
・ZenFone3(5.5インチ)
    Snapdragon625 MSM8953 2.0GHz Octacore
    4GB LPDDR3
    64GB ROM
    1920x1080 IPSLCD(IPS液晶) GorillaGlass3

・Moto Z2 Play
    Snapdragon626 MSM8953 Pro 2.2GHz Octacore
    4GB LPDDR3
    64GB ROM
    1920x1080 AMOLED(有機EL) GorillaGlass3

驚くほどスペックが一致()


Zenfone3(ZE552KL)
ガルマックス様(https://garumax.com/antutu-benchmark-score)より引用
>>トータルスコア 63011
>>3Dスコア 13094

GPUはさほど変わりませんが、総合性能が1.07倍ほどスコアに差が出ています。おおよそ理論値通りの数値ですね。
ゲームや普段使いで体感できるかはかなり怪しいですが、わずかながら高性能になっています。(でもこの後に出たZenFone4の方が性能はいいんですけどね…)

因みにですが、
エムステは性能が足りない場面がしばしば見受けられ、ちょっとキツいです。発熱もやや出てきてしまいます。

以上、Moto Z2 Playのレビューでした!
気になる点がございましたら、お気軽にコメントより一言くださいませ。

更新 2018 4/29 諸事情によりZenFone3のベンチマークデータのソースを変更、スコア計算を修正しました。

2017年9月27日水曜日

スイッチ版 ドラクエ10のあれこれ

スイッチを買った

魅力的なゲームタイトルと品切れとで話題のスイッチですが、8月に私もなんとかヨーカドーで入手しておりました。でも貧乏なため新しいソフトはろくに買えず(ソニックだけは買いましたが)、正直言って困窮しておりました。そんな中…

ドラクエX スイッチ版が出た

嬉しいことにドラクエXのスイッチ版の正式リリースとともに「Wii版を遊んでいた人はスイッチ版をver3まで無料で提供する」という嬉しいお話が。申し込んでみたところ
来ましたよホントに。スクエニやべぇ。
ろくにソフトを買っていなかったのが幸いだったのか、無事にインストール出来ましたが
なんとドラクエ10、ストレージを約9.4GBも食います。
現にmicroSDを使っておられる場合であればさほど問題にはならないと思いますが、ゼルダ、マリオカートなどのダウンロード版を遊ばれている方は注意された方がいいでしょう。なおスイッチではWii版のようにUSBメモリーは使用できませんので悪しからず。

遊んでみた

HDMIキャプチャとPCとスイッチをつなげるのが面倒で画像は撮っていませんが、遊ぶにあたって色々おや?と思ったところがありました。

1. ログインするのにwebページを使っている
    Wii/WiiU/PCではゲーム内画面からログイン処理を行っていました。個人的にはそっちの方が統一感があっていいなと思うのですが…仕様変更でもやるんでしょうか?

2. オフラインモードが見当たらない
    オフラインモードを改修し、オンラインモードに組み込むという話の一環のようですがいったいどうなるのやら…

3. 解像度が低い? 
    TVモードでも目測で720Pくらいでしょうか?PC版ではFHDで遊んでいるので解像度が低く感じます。テクスチャもWiiUとかと同じく、やや粗がありますね。

4. TVモードだとヌルヌル、テーブル/携帯モードだとWiiUみたい
    720Pだからかはわかりませんが、TVモードでは鯖1のグレン城下だろうがメギストリスだろうがヌルヌルで動きます。少なくとも体感で30fps以上は出ています。ですがドックから外すとWiiUの時のようにややカクカクともたつく印象。発熱も増えます。

5. 画面キャプチャ無効
    一番ないわーと思ったのがこれ。スクショを簡単に撮れるようになったと思ったら全編において機能が無効化されています。ZR長押しのゲーム内カメラを使わないといけません…

4は仕様ですし、2はそういう指針なので仕方ないですが、他はちょっと残念ですね。

なお外出時のプレイですが、dアプリや3DS版と異なってスイッチ版は座標データの通信しか行いません。なのでテザリングで遊んでも特に違和感を覚えることやパケット残量がごっそり減ることはありませんでした。

そんなこんなで総評としては、「PC/PS4版に比べると画質は劣るが、外で遊んだりするにはベスト」といった感じが妥当かなと思われます。3DSやdゲームではパケットをガンガン消費しますし、PCはかさばりますからね。

冒険者の皆様の参考になれば幸いです。

2017年9月19日火曜日

Moto Z2 Playがやってきた(前編)

Hello Moto!

なんということでしょう。
私としたことがモトローラモビリティ(以下モトローラと略)様が実施された2017年の7月、Moto Z2 Playの発売記念キャンペーンに当選してしまいました。

アンビリーバボー!!

最初はmicroSDでもあたりゃいいなと思っていたのですがまさかコレが当たるとは…
恐れ多いですが、レビューさせていただきましょう。

Moto Z2 Playってどんなスマホ?

概要をざっくりと言ってしまえば、電池持ちのいい変態スマホです。
このスマホ、通常の使い方なら2日、ゲームをしても丸一日持つバッテリーもすごいんですが、それとは別にマグネット式の拡張端子を搭載しています。これにより、このスマホはバッテリーを拡張することも出来ますし、さらにはコンデジにも、プロジェクターにも化けられるのです…
詳しくは→Motorola商品紹介ページ

下半分に見える金色のものが拡張端子

その他のスペックに関しては、ページ最後尾をご覧ください。。
この端末はキャリアが販売するものとは異なり、俗にいう「SIMフリースマホ」の一種となります。そのため、理論上はdocomo、au、softbank、その他問わず利用できる…のですが、残念ながら仕様上au回線でのご利用は絶望的です。
というのも、Z2Playが対応しているLTE電波リストにauのものがあまり含まれておらず、また通話に使用する3G回線(docomoにおけるFOMA回線)に関しては完全に非対応だからです。(なお管理人はdocomoの回線を利用している、IIJのデータ通信SIMでこの端末を利用しています。)

遊んでみた

お ま た せ
ミドルクラスのスマートフォンなので、重量級のゲームは厳しいはずです。ということでコレで遊びながらフレームレートはどれくらいイケるのか試してみました。
結論から言いますと
2DはMasterでも余裕ヌルヌル
3DはMasだと時々カクつく、リッチはキツイ
といった感じでした。ミドルスペックですが、いけます。遊べます。
でも端末が軽いのとガラスが滑りにくいのとで、フリックをしたときにスマホをすっ飛ばしてしまいやすいです。軽く固定するか保護フィルム/ガラスの装着をお勧めします。

撮ってみた

実はこのスマホ、カメラの公称スペックはほとんどGalaxyS7edgeやS8と変わらないのですが、果たしてそんなフラッグシップモデルと遜色ない写真が撮れるのでしょうか。
MotoZ2Play
GalaxyS7edge

若干Galaxyの方が見たままに近い風合いには仕上がっていますが、十分に健闘しています。ではこちらはどうでしょう。
Moto
Galaxy
二子玉の夜景です。どっちもどっちな感じではありますが、Motoの方は手振れ補正がなかったためにつぶれが酷くなっています。
十分実用的なカメラではありますが、カメラ性能にこだわりたい人にはちょっと足りないかと思われます。手振れ補正がないのがちょっと痛いですね。

スペック詳細
SoC SnapDragon626(MSM8953 Pro) 2.2GHz Cortex-A53 8コア + Adreno506 GPU
OS Android7.1.1 (ほぼ素のAndroid)→ Android8.0 来ました!
RAM 4GB
ROM 64GB+microSDXC 理論値最大2TB
背面カメラ 1200万画素 f値1.7 デュアルピクセル+レーザーオートフォーカス
前面カメラ 500万画素 f値2.2
バッテリー 3000mAh
インターフェース USBType-C,拡張マグネット端子,イヤホンジャック
撥水加工(非防水)
SIM nanoSIM×2(microSDと併用可能、DSDS対応)
Bluetooth4.2

ZenFone3に搭載されているSD625との相違点はBluetoothバージョンと動作周波数のみです。

2017/11/18追記:後編はこちら

前編はここまで。

2017年8月10日木曜日

Moto Z2 Play がやってきた(予告)

とんでもないものを当てました

先日、Motorolaモビリティさんの公式Twitter開設キャンペーンになんとなく参加したところ、あろうことか2017年夏スマホ、Moto Z2 Playを当ててしまいました。
未だに実感がつかめておりませんが、とりあえずしばらく使い込んでから詳しくレビューさせていただきます。
今年の運は使い切ったかな


とりあえず概要

Moto Z2 PlayはMotorola(現在はThinkPadでお馴染み、Lenovoの傘下です)のスマホです。
SoCはSnapDragon626を搭載とミドルスペックながら、64GBのフラッシュストレージに4GBのメモリ、f値1.7 1200万画素の明るいカメラ、3000mAhのバッテリー、5.5インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載しており、ZenFone3を一回り大きくしたような性能とともに変態っぷりと価格がすごいです。
市場価格は5万円~くらいでややお高いのですが、無接点充電や拡張バッテリー、コンデジ風なカメラを外付けできる変態スマホでもあります。
詳しくは検索してみてください。見た感じからヤバイです。あと、電池持ちがよくて某中居さんでお馴染みのゲームが捗ってしまいます。
Say☆いっぱい~輝く~♪
現在の管理人の心情


続報、乞うご期待!!

2017年7月24日月曜日

MONO(スマホ)を買った話

中古のMONO(スマホ)を買った

MONOとは何ぞや

docomoが総務省による「スマホ実質0円」の取り締まりに対する答えとして中国ZTE社と共同開発することで出した、「実質600円」のスマホ。だいたい総務省のせい。「0円じゃないからセーフ」っていうどこかで聞いたことのあるようなセーフ理論で作られた格安スマホなんですが、割とマトモに作られた4.7インチスマホなんです。中古ではおおよそ1万円台からちょっと傷あり品、1万円台半ばからほぼ未使用品が手に入るようで、とても安いです。
共同開発元の中国ZTE社は「AXON7」など、こだわりのスマホからBladeシリーズなどのとにかく廉価なスマホまでを幅広く開発する企業で、知る人ぞ知る存在です。

何ができないの?

最初にできないことなんですが、まずムチャクチャ重いゲームは厳しいです。パズドラとか城ドラはいけますが、デレステは高難易度や3Dリッチ設定だとガクガクします。
また、液晶解像度は1280×720と低く、おサイフケータイや赤外線、ワンセグ、おくだけ充電、指紋/虹彩認証などには非対応です。あと通信も全体的に遅いです。
一見微妙にも見えますが、逆に言えばそれ以外はそこそこイケるんです。

サクサクで防水、microSD、ハイレゾ対応

電源を入れてまずわかるのは、メモリ2GBという一昔前のスペックにも関わらず快適、サクサクな動作。CPUもSnapDragon617搭載といい具合にミドルスペックなので、ちょっと負荷がかかるくらいならなんのその。解像度の低さも相まって操作感はカタログスペックよりよい印象です
さらに、microSDとハイレゾ音源対応なので(V20PROとかに比べたら負けますが)ハイレゾオーディオも写真も十分に楽しめます。また、音声通話をLTEで行うVoLTEにも対応しています。
極めつけは防水。これのおかげで万が一水たまりにスマホを落としても、急な雨に見舞われても、壊れることはありません。
緊急地震速報を含むエリアメールにも対応している旨も、ちゃんとdocomoホームページに記載されています。まさに「docomoの格安スマホ」といったところでしょう。

でも…

でもちょっと気になるのが電池持ち。画面をつけっぱなしにしていると、やっぱり電池はモリモリ減っていきます。容量も2440mAhなので、スリープさせっぱなしなら余裕で持ちますがヘビーユースには向いていないと思います。
あと、おサイフケータイやAndroidBeamに使えるNFC機能がなく、普段使いや電話帳の引っ越しがめんどくさくなっている感は否めません。
カメラも一癖あるようです。
以下に映画版「耳をすませば」の舞台になった聖蹟桜ヶ丘駅前の写真で比較してみました。そこは映画に出てきた遠景を撮れよ
MONO
GalaxyS7edge
MONOの方が少し暗く、全体的に色も微妙なのがよくわかると思います。

どう使うべきか

ここまでを総括しますとMONOの強みが分かってきます。ざっくりと「docomoのフルサービスが受けられる防水格安スマホ」といったイメージといったところでしょう。
どんな人に向いているかと言えば例えばですが…

・あまり重いゲームで遊ばず、ネットサーフィンや電話だけ/ウォークマンがわりに使う人
・とりあえず安くて新しく、サクサク動くスマホが使いたい人
・スマホがシムフリースマホなどで、緊急地震速報が受けられない/docomoの電波が山間部でつかめない人(2台持ち)
といった具合でしょう。

次のような方は別の端末にすることをお勧めします
・スマホをバリバリ使う方
・重いゲームをたくさん遊ぶ方
・すでにdocomoの最新・高性能端末を持っている方
・カメラ、音質、利便性のいずれかにこだわりのある方
・おサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、生体認証がないと困る方
・日本メーカーじゃないと嫌な方

やはり、「実質600円」にするためといいますかコストカットをひたすら施しているために全体的に残念な点も多いです。ですが、その割にはチューニングや緊急地震速報などの必要最低限の大事なミソを抑えていて、それが最大の魅力であるともいえるでしょう。
少なくとも管理人はこの質素さに惚れこみました。ぜひ皆さんもdocomoの店頭で触ってみてはいかがでしょうか。

2017年7月21日金曜日

今、アイマス(とスマホ)がアツイ

今、アイマスがアツイ

デレステはもとより、ミリシタのリリースでアイマスの3Dゲームが2つもある状況になっております。(あとはSideMだ!)
そのため連日プロデューサーは、鬼悪魔さんからジュエルを買いつつイベントにライブと眠れない有様。
※イメージです

スマホも熱い

不眠以外に悩ましい問題も出てくるもの。
デレステもここんとこで
5人個別モーション実装→Android7.0対応→格安端末対応→3Dリッチ実装
とめまぐるしい勢いで進化していて、なかでも「3Dリッチ」は、今までの「3D標準」に加えてライティングやレンダリング解像度の向上、観客の頭実装(!?)といった代物であり、一昔前のゲーム機並みのきらびやかなグラフィックを楽しめます。

これらはいずれもミリシタに組み込まれてる技術だったりするんですが、中でも3Dリッチが重い重い。あのゲームに強いはずのiPadですらフレームレートは安定せず、Galaxyもアプリ設定で解像度を落としつつ本体パフォーマンスを上げ、さらに冷却してもちょくちょくカクつくといった有様。さらにミリシタに関しては全Apple製品が悲鳴を上げている始末。いやバンナム何考えてんの。
高精度の影とかが負荷に

スマホの熱対策

で、これから先の季節気になるのはもちろんスマホの熱。
ポケモンGOを遊ばれたことのある/遊んでいる人なら特に頭を抱えたでしょうこの問題。
スマホのケースを外すだけではなく、知り合いに背面かち割って内部基板にヒートシンク付けた人もいますが、技術力のある人にしかできません。(私もできません。)
ということで手軽な熱対策方法をまとめてみました。
あ、毎度の話ですがiPhoneは参考までにの範囲ですご了承を。

1 遊ぶ際の設定を落とす

ベタっちゃベタですが、一番手っ取り早くて誰にでもできるのがこれ。
ポケモンGOでは特にはありませんが、任天堂のマリオランやMiitomoでは「省電力設定」にすると滑らかさがなくなった代わりに動作が軽く、少し発熱が弱くなります。
デレステの場合、リズムゲームパートは3D軽量か2Dで遊べば軽く発熱も抑えられてノーツも落としにくくなります。

2 (防水端末のみ)水をかける

絶対に非防水端末/充電中にはマネしないでください。故障や感電に繋がる可能性があります。
非常にオーソドックスではありますが、キャリアのXperiaやAQUOS、Galaxyなど有名な防水スマホを使っている場合であれば有効な手段です。大きな公園だとかでポケGOしながらスポットを巡り、水分補給しつつ水道で軽くスマホも流してやるといった具合でやるといいでしょう。管理人もよくやりました。なるべく結露させないためにも常温の水を使うようにしましょう。iPhone7シリーズ以降でもできるはず。

3 バックグラウンドアプリを徹底的に切る

比較的実践されている方も多いんではないでしょうか。
履歴(□マークもしくは□が並んでる)ボタンを押し、バックグラウンドで動かしているタスクを切りましょう。
効果があるかどうかは断言できかねますが、メモリ開放系のアプリを使用するのもアリかもしれません。

4 ゲームチューナーアプリを利用する

端末メーカーによっては純正のゲーミングアプリが搭載されている場合があります。(特にGalaxy)
そういったアプリでは、画面の解像度(キレイさ)、フレームレート(なめらかさ)、パフォーマンス(快適さ)が調整できることが多いため、手軽に電池持ちや発熱を調整できるようになっています。
Galaxyの例では、重いゲームでも解像度を50%、フレームレートを30fpsに指定してやることでガクガクにはなりますがもっとも発熱は抑えられるようになります。

5 【注 上級者向け・動かない場合あり】ADBコマンド

Androidスマホは、アップルとは違ってオープンソースで開発されているためにアプリだけじゃなく、端末も簡単にいじれるんです。それがこのADBコマンドで、本来はスマホで動かしたりしたときの調査・デバッグに使用するためのいわば「魔法の呪文」です。
こちらはWindowsPCとJava SE、AndroidSDKが必要となりますが、4番のゲームチューナーアプリが使えない端末で同等の設定を行うことができます。

2017 8/9: AndroidSDKを使用しない方法、Linux環境からADBを打ち込むやり方があるとのことで修正させていただきました。

管理人は説明するのが下手くそなので詳しくは「adbコマンド 解像度」とでもして各自で検索してみてください。私より丁寧に解説してくださっているサイトがたくさんありますので、ぜひ参考になさってください。
繰り返しますが、「デバッグ用」なので、これを使用するとまれにエラーが出たり、正しく動作しなくなる場合がありますのでその辺は自己責任でお願いします。



いかがでしたでしょうか?筆者はそこらへん諦めてるので投げやり感が漂う感じになってしまいましたが、AndroidにはiPhoneと比べてハード・ソフト側でできることが多いため、その分発熱を抑える方法も色々あるんです。ぜひとも快適なゲームライフのご参考になればと存じます。それでは、また!

2017年6月27日火曜日

デレステグラフィックの謎(2)

2017年6/27日、ついにKirinがジャギらなくなった

6/27日、昼下がりそれは突然やってきました。
いつものようにデレステを開くと「新しいデータがあります」の文字。
次のイベントのデータかなと思い、アップデートを適用しました。

しかし、それは単なる準備ではありませんでした。

数時間後、それを適用していつものように遊んだ(と思わしき)Huaweiユーザーから歓喜の声(ツイート)が上がったのです。

「デレステがキレイになっている」。

そう、まさに以前の記事で取り上げたジャギー問題が解決したんです。
アプデ前







というわけで実際に確認したところ…
アプデ後







キレイになってましたわーお

スムースになっているだけじゃなく、ぼかしエフェクトもかかっているようです。
因みに細かいことを言うとこの端末はHuaweiマシンではありません
つまり、今回のアップデートでは「Huaweiスマホに最適化」というよりかは…

デレステがARMのGPUに対応した。

ということのようです。
で、これが何を示すかというと

Huaweiの端末全般
ASUSの一部タブレット、スマホ
ヤマダ電機のEveryphone(Android)
FREETELスマホ
UPQスマホ

3D標準がジャギらなくなった可能性が高い
っちゅーわけですね
※ただし滑らかに再生できるか、3D標準でプレイできるかの保証は致しかねます

Cygames バンナム 有能
やったね!これでroot化しなくていいよ!!!

2017年4月9日日曜日

デレステグラフィックの謎

※注 こちらの記事で紹介している内容は、後日アップデートで修正されました。それに関しましてはこちらの記事をご覧ください。

デレステのグラフィックには謎が多い

いきなりオタク向けの記事でアレですが、こちらふと最近調べてみて謎が謎を呼ぶ事態になっております。
なんでもiPhoneはおいといて、AndroidのXperiaやAQUOS、arrows、国内版Galaxy S7edgeはちゃんと描画されるんですが海外版Galaxy S7/S7edgeやHuawei、FREETELの一部端末ではジャギってしまうとのこと。

(※ジャギるとは… 本来ディスプレイ解像度に合わせて表示されるはずのデータがなぜかやたら低く表示されてモザイク状になる現象のこと)

念のためなぜか手元にある(すっとぼけ)ソレでデレステをやると確かにジャギる。性能は2015年のフラッグシップスマホよりやや上なので性能の問題ではないはずですが…
WQHD解像度のはずなのにウサミンが…
これらの端末に共通する違いは何かというとCPUそのものでしかない。
例えばあのめんどくさい回線契約で有名なFREETELの極2なんかはMediaTek社製HelioX20なんていう(自称)ハイエンドCPUを積んでいます。これに対して先ほど挙げたAQUOSとかはSnapdragonってCPUを採用してます。んでSnapdragonだと綺麗に動くわけで。
Snapdragon800で動かすとこうなる
犯人捜しを続けるとCPUではなく、GPU(グラフィックプロセッサ)のせいのようで、さっき挙げたHuaweiとかのスマホはソフトバンクが買収したARM社のGPUを組み込んでいるため推理すると、デレステのドライバかなんかが「おめぇらどこの馬の骨か知らねぇから低解像度で動かすぞ」としているよう。実際、ルート化してGPUに嘘つかせる(つまりARMのGPUに「僕Snapdragon」と言わせる)とむちゃキレイになるらしい。

が、

ひとつ謎なのを発見。
なんでも"あの"FREETELの麗がジャギらないらしい。ググると出てきますが確かにきれい。いやまさかと思い何度も見直しますがやっぱりきれい。
CPUはMT6753とかいう味気ないものでGPUはMali-T720 MP3。MP3ってのはGPUのコア数のことで、多ければ多いほどいい。ボクのソレは12コアだから…これは4分の1なのですげぇ貧弱です。実際レビューを見ると重くて遊べないと言っている始末。
でも常識的に考えてそんなに重たい端末にデレステを最適化させるわけがない。(本来は重たくなるからジャギらせて軽くしてるわけで)
ならばほかにMali T720を搭載したハイスペックスマホがあるんじゃないかってググってみると、そんなものはなかった。大手メーカーのスマホを調べてもサムスンのGalaxy A8(2016)が出るくらいで、しかもこれは日本では売られてない。唯一T720を搭載しているタブレットとして、Amazon FireHD8 タブレット(2016)が出てきました。MT8163というSoCだそうですが、どっちみちグラフィック性能は高くないです。
仮説が正しければデレステがT720に「デレステが重たくならないGPU認定してる」ことになるけど、常識的に考えてスタッフがT720搭載ハイエンド端末を持っているはずがない……
まさかFireタブレットでデレステ遊ぶためにサイゲームスが最適化したとは思えない…

なんなんだろう……
誰か偉い人教えて!!!!



2017/06/11 Galaxy A8はT720じゃないっぽいので訂正
2017/12/26 改善された旨、それの検証記事へのリンクを追記しました

2017年3月21日火曜日

よくわかるSSD講座(1.概要編)

SSDってなんだ

時々パソコン関係の話題に上がってくるこのワード、実はこれコンピューターの体感速度を上げるのにとても有効なパーツの名前なんです。
このパーツ、正式名称はSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)といい、パソコンのハードディスクの代わりに使う半導体記録装置のことを示します。

何が違うか

メーカー製(NECや富士通、東芝など)のパソコンには通常、SSDではなくHDD(ハードディスクドライブ)が搭載されています。HDDは文字通り内部に磁性体の塗られたアルミ製の円盤が入っていて、それに磁気の力でデータを保存しています。チップが少ないため大容量でも安くできるのですが、円盤に記録する関係で容量におおよそ比例して重たく、厚く、データを取り出すには物理的に動かさなければならず、時間がかかってしまいます。
下の画像の向かって左側がHDD、右側がSSDです。(画像は本人撮影)

それに比べ、SSDは半導体チップで構成されているために素早くデータを取り出すことができ、大容量でも軽く薄くすることが可能です。その代わり値段は同じ容量のHDDの数倍ほど高くなり、あまり大きな容量は扱いにくいのが特徴です。

どう使い分けるか

大容量のSSDを組み込むにはまだ部品代と昨今の円安でお値段が高く厳しいものがあり、必要最低限のデータをSSDに入れて使用するのが一般的になるかと思われます。
ここで一度双方の特性を復習してみましょう。

HDDは大容量・低速
SSDは低容量・高速

これを活かすような例としてデータを区分させてみると
SSD Windows本体、本当によく使うソフト
HDD 家族の写真、容量の大きいソフト、ゲーム
となります。

Windows本体をSSDにインストールさせることで、パソコンの電源を入れてから数秒でログイン画面を表示させることができるようになります。効果に関しては下記の動画を参考にされるといいでしょう。
https://youtu.be/P9uzOwEd9pI
また、ゲームをSSDにインストールさせることでゲームの高速化を図ることも出来ますが、最近のゲームは容量が大きくてSSDに収まらなかったり、オンラインゲームの場合はマッチング中にデータをロードしたり、マッチングそのものが遅かったりするためゲームによって体感スピードが変わる可能性が高いです。

まとめ

SSDは魔法の高速なストレージ、Windows本体をこれにインストールすると起動と動作が素早くなる!

2017年3月3日金曜日

[続報]任天堂 SwitchのmicroSDについて

Switchは高速なSDカードに対応している模様

任天堂Switchの公式ページの記載によりますと、SwitchはUHS-1規格に対応しており読み込みの速いmicroSDを使用することでロードが速くなるとのこと。まだ比較動画は上がっていませんが、例えばゲームの起動やステージ移動が素早く効果が期待できそうです。
スマブラやマリオカートなど友達とワイワイ遊ぶゲームやオンラインゲームでロードで延々と待たされないためにも、ぜひとも高速なメモリーカードを使用されることをお勧めいたします。




容量が足りなくなったら

Switchを使っているうちにmicroSDの中身がカツカツになってしまったり、より高速のカードを買ったら大容量のカードに引っ越ししましょう。データをまるまるパソコンを使ってコピーするだけでいいそうです。ただし複数のカードのデータを統合することはできないようです。3DSと同じですね。

今回はここまで。

SDカードはここで選ぶべし(速度編)

SDカードを買ったけど遅すぎる!

電気屋や通販で「超高速!○○MB/s!」だとか「Upto ○○MB/s」と書いてあったSDカードを買ってみたのに、全然高速じゃない、カードにmp3を入れようとしたら時間がかかったなんてこと、ありませんか?それはもしかしたら選ぶときに見るところが違うかもしれません。

MB/sとは

MB/s、よく見る表記です。これは一秒間にどれだけのデータを送れるかという数値で、大きければ大きいほど良いです。例えば、70MB/sとあればCD1枚分のデータ(700MB)を10秒でコピーできるという目安になります。(700/70=10)

なぜこうなるか

まず、SDカードはメモリーの特性上書き込むより読み込む方が速くなります。メーカーとしては、素早さのアピールをするため、当然数値がいい方をパッケージに表記します

つまり、パッケージに「転送速度○○MB/s」「Upto ○○MB/s」とだけ書いてある場合は読み込み速度のことが書いてあります極端な話、書き込みが2MB/sでも読み込みが90MB/sであれば、「転送速度90MB/s」として売られることになります

読み込み速度が発揮されるのは、写真などをSDカードからパソコンなどにコピーしたときだけ。mp3などをSDカードに入れるのはもちろん、データを消すのも仕組み上、「ここにはなにもないよ」というデータを書き込んでいるのでデータを消すスピードも書き込み速度に依存します

どこを見るべきか

書き込み速度が明記されている場合

パッケージやオンラインショップの商品スペックを見て、まず「書き込み○○MB/s」、「Write ○○MB/s」と明記されているか確かめましょう書いてある場合はなるべく値の大きいものを選びましょう。大概速度が明記されているような商品は、カード自身にclass10とも表記されていますが、気にせず書き込み速度の表記を参考にしてください。


特にない場合

商品画像などや説明の部分に「クラス○」、「class○」と書いてあるものを探しましょう○の値がおおよそその製品の書き込み速度になります。こちらは比較的速度が遅い製品によく見られる表記です。

SDのせいじゃないパターン

上の方法で選んでみたけど、全然速くならないよ!という話も時々聞きます。では、それはなんででしょうか?

SDカードをUSB2.0/スマホ経由で接続している

古いパソコンだったり百均のSDカードリーダーを使ったりしていると、USB2.0という古い規格のためどんなにスピードの速いカードでも30MB/s以上のスピードは出ません。また、ほとんどのスマホもUSB2.0までしか対応していなかったりスマホ内蔵のカードリーダーがそこまで速くなかったりするため、頭打ちになりやすいです。

初期不良

こればかりはどうしようもありません。条件をそろえてもうまくいかない場合はこれを疑いましょう。


いかがでしたでしょうか?少し難しいところも多かったでしょうが、今後皆様が新しくSDカードを買うときの参考になれば幸いです。

2017年3月2日木曜日

Switch オススメのmicroSD(前編)

Nintendo Switchは容量が心もとない

スイッチが発売されてはや1年、すでに皆様もスイッチを買われて楽しんでいるところでありましょう。ですが段々と気になってくるのは空き容量。たった32GBしかないのでDLCや更新データ、ダウンロード版を買うとあっという間に本体メモリーが埋まってしまいます。
そこで容量を拡張するmicroSDのご紹介をしたいと思います
なお、これらの製品の選定に関しては管理人の独断と偏見に基づいております。

マリオにスプラトゥーン、ゼルダとすでにキラータイトルもそろってきてはいますがやっぱりみんな遊びたいのは「スマブラ」。現時点では全く情報はありませんが、前作のWiiU版スマブラは11GB、前々作でも7GB弱と言われており任天堂のゲームの中でも容量がめちゃくちゃ大きいゲームです。今作も巨大になることでしょう。多分。

というわけで

私が推薦するのは64GB以上の容量のカード。

これだけあればダウンロード版ソフトをたくさん買ってもたいていの場合は容量に収まりますし、なにより容量が少ないカードは仕組み上性能も悪いです。
それではメーカー別オススメランキングいってみましょう!

1位 SanDisk・東芝

東芝はいわずもがな、SanDiskはプロカメラマンをもうならせるアメリカの一流半導体企業です。共同して三重県四日市市で半導体を開発・生産しています。(組み立ては中国)
技術力は世界一で、ちょっとお高い価格設定ですが、その分とても安定した品質です。Amazonなどで売られているものには偽物や保証のない海外版も多いので、なるべくちゃんとした家電量販店やそれらの通販で買いましょう。
信頼性はもちろん、Extremeシリーズは性能もお墨付きでスイッチに使用した場合でも快適なパフォーマンスを発揮されるとのことです。
SanDiskの中の人が実際に検証なされた実験映像↓



一方で東芝ブランドでは日本国内においてハイパフォーマンスモデルはあまり扱われていないようです。入手性含め、SanDiskのほうがお勧めです。

2位 サムスン(Samsung)

なんと東芝を抜いてフラッシュメモリー売り上げ世界シェア一位の韓国の企業。こちらも東芝らと同様、自社でフラッシュメモリーを製造する企業で、いろんなメーカーのSDカードやUSBメモリー、スマホの内蔵ROMにも採用されています。
量販店ではあまり見かけませんが、アマゾンでセールを時々やっていて場合によってはSanDiskよりウン倍も性能がいいカードをめちゃお得に買えることも。
コストパフォーマンスは大手メーカーの中でもダントツに高いです。

ラインナップはEVO+,PRO+の二つでEVO+の方が安いですが、どちらも性能そのものはほぼ横並びです。保証も10年と長く、トータルで見てもいいお買い物でしょう。


因みに筆者はSanDiskのExtreme SDカード(8GB)をデジカメに、サムスンのmicroSD(64GB)をスイッチに挿して使っていますが、どちらもデータが吹っ飛んだりすることや化けたりするようなことは一切起きていません。メモリーチップから自社生産している企業ですから、信頼性はどちらも素晴らしいものです。


では、今回はここまで。

ちょい更新 2017/05/31
2018/06/07 もう発売されているので一部削除、変更しました。