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2024年10月23日水曜日

Realtek SSDの謎

CFD販売がする、Realtek SSDシリーズなのだが謎がある。

SFT6000eシリーズ、RGAXシリーズの一部にはMicron純正が載っているもののその他には「AT~」で始まるチップが載っているのだ。CFD販売は相変わらず「海外の信頼できる協力会社が〜」としかお茶を濁して教えてくれないので、この謎自封片の型番の意味を勝手に詮索してみよう。

3パターンのRealtek SSDから連立方程式に推測してみる。

TeamGroup QX 4TB ATQMB122D0HGAA 1枚1TB Micron QLC N48R? 1024Gbit

CFD SFT4000G 2TB ATTDB122C0HGAA 1枚512GB SanDisk TLC BiCS5 1024Gbit

CFD SFT6000E 1TB ATTMB122C0GGAA 1枚256GB Micron TLC B47R 512Gbit

 

ざっとこのようなところだろうか。 型番の上から3文字目でビット数,4文字目でチップベンダーがわかりそうな雰囲気がある。ただしこれは相当な憶測なので信用しないでほしい。

ところでSFT6000eなどに搭載されているRTS5772DLであるが、エルミタの記事によると6000eでの動作スピードは1066MT/s、ECOモードで800MT/sとなっている一方でanandtechの記事では8ch 1600MT/sで動作可能とされている。

速度を落としている理由は歩留まりの問題か、電力や熱なのかは不明だが、いずれにせよ「蝉族」で有名なMAP1602Aは4ch 2400MT/sで動作可能であり、消費電力とランダムアクセスで劣勢となるのは最初から不可避であると思われる。性能向上アプデにも期待は…微妙である。