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2020年6月26日金曜日

キオクシア製SSD、ついに予約開始

ついに帰ってきました

CFD販売からリリースされた最後の東芝純正SSD、MG3Vの発売からもうすぐ3年が経過しようとしていた昨日、6月25日に東芝メモリはキオクシアことキオクシア純正SSD、合計3シリーズの予約がスタートしました。
いずれもキオクシア製造、バッファロー販売となっており、もちろんフラッシュメモリはキオクシア製とのこと。(ちなみにバッファローもCFDも同じメルコホールディングス系です。)
コントローラは明記されていませんが、資本的に結びつきの強いPHISON系のカスタムコントローラあたりでしょうか。MG3VもPHISON系カスタムだったので、可能性はあります。
PHISONカスタムでした。

気になるラインナップ

EXCERIA PLUSシリーズ PCIe Gen3x4接続、NVMeSSD 読み込み最高3400MB/s
EXCERIA SSDシリーズ PCIe Gen3x4接続、NVMeSSD 読み込み最高1700MB/s
EXCERIA SATA SSDシリーズ SATA 6Gbps接続 読み込み最高555MB/s

ブランドとしては、東芝時代から続く高級メモリーカードブランド「EXCERIA」を踏襲していますね。EXCERIA PLUSのEXCERIAとの差異としては、公式ホームページより
最大シーケンシャルリード性能は3,400MB/s、最大ランダムリード性能は680KIOPS[注2]と高い性能を実現します。高速性を重視するゲーム用のPCやクリエイティブな作業向けの製品です。
としており、性能を求めたハイエンドモデルという位置づけのようです。

それぞれの違い

EXCERIA PLUSシリーズだけクリエイター向けというのもあってか、500GBモデル始まりで2TBモデルが用意されています。CAD画像からは、NVMeのEXCERIA、EXCERIA PLUSのいずれにもDRAMチップのようなものが見受けられるため、高いランダムアクセス性能にも期待ができそうです。電源回路部にPHISONのチップが確認できました。
一方で、ベーシックなSATA接続のEXCERIA SATAシリーズは特に記載されておらず、公称ランダム性能がCFDのPHISON採用中二病全開SSDことMG4VTよりかは、DRAMレスなポンコツベンチマーク番長SSDことCG3VXの性能に近いためDRAMレスの可能性が高そうです。現に手持ちの旧東芝HG6Qなど、東芝時代のSSDもDRAMレス設計を多用していましたからこれは想定内でしょう。ブートドライブに使用されるのであれば、NVMeのEXCERIA以上にしておいた方がより快適で無難だと思われます。
一方、960GBモデルでもAmazon価格がADATAやシリコンパワーより安い、11480円という圧倒的なコスパの良さはとても大きな強みです。メモリメーカー純正なので品質のいいメモリを使っているでしょうし、ほかのメーカーを選ぶ理由がないです。

さて、皆さんはどのシリーズをお求めになりますか?私はもうちょい値下がりするのを待ちます