そラ、光棍节ラと中华人民共和國独身ゐ日てずれ!贵樣!购买(しなさい)!
※怪しい日本語ジェネレーターを使用しました
で、そもそも「独身の日」とは何かといいますと、中国の風習で独身同士集まったり、贈り物を贈りあったりとどんちゃん騒ぎをする日のことでして、Alibabaなどの中国の通販やらはそれに合わせ特価セールを開催するのです。
そんな独身の日に合わせて、今回は中国本土からお取り寄せドキドキ中華SSDガチャをやってみました!
早速ですが選手入場です!
エントリーナンバー1
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WEIJINTO NVMe SSD 512GB |
ちなみに1個5113円とまぁ中華プライス。
エントリーナンバー2
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WEIJINTO mSATA SSD 480/240GB |
AliExpressのレビュー欄には、ロシア人兄貴の「高品質!ちゃんと動いてるぜ!」というコメントとともに、スマホ用のeMMCと思わしき正方形のメモリが実装されている画像がちらほら。うん、ヤバそう。
では早速チップを拝見
まずはNVMeのほうから。
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29F01T2ANCTH2 CC+ 1921 |
お次にmSATA
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左が240,他は480 480GBは1チップ |
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SpecTek 63VP PFH27 -37AF 1908 |
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SanDisk 05137/05549 |
480GBモデルは安定のSpecTekでしたが、「PFH27」をSpecTekのサイトで調べると「SLC 128GB」として出荷されている模様。つまりはやや強引にTLCの512GBのチップとしてふるまわせているのかも。コントローラはSM2259XT。
240GBモデルはSanDiskということになっていますが、マレーシア産でこの型番は見たことがない。あと「05549」はググっても出ますが「05137」は出てきません。似たような型番で「05138」であれば出てきますが、それは3D 64層のチップになっています。コントローラがSM2258XTなので、15nm世代のTLC NANDなのはほぼ間違いなさそうですが、果たして15nm TLCと3D 64層(?)をごちゃまぜにして動くのか…?そもそもホンモノなのか…???謎が多いです。
搭載されていたチップは"VS29F02TEME1"というもの。ググると、やたらKingDianにこれが搭載されているという口コミが目立つ。中身はサムスン 3DNANDらしいとも出るが果たして。
おまけ
KingDian S370 256GB。
中華にしてはお値段が高く、普通に日本国内で特価品のBX500でも買った方が安いです。
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SM2258AB 搭載でDRAMも載ってた |
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Hynix…え? |
しかし、自分のものではHynix 16nm TLCという結果に。
従来からKingDian自体、はやりの2259XTではなくSM2258ABにDRAMつきSSDという設計を踏襲しており、またチップの型番自体もサムスンの黑片の時と同じであることから、チップの供給側がこっそり仕様変更したのかもしれない。いずれにせよ、アンダーグラウンドな中華製品のアバウトさには驚かされるものとなりました。